リスクマネージャーを拝命してから、何はともあれ「頼りになりそう」な1冊はどれか、と探して見つけたのがこれ。
実践 リスクマネジメント―事例に学ぶ企業リスクのすべて
電話帳のような厚みが生む安心感
A4サイズと大きめ、そして580ページを超えるぶ厚さ。
ちょっとした電話帳サイズで、見ただけで何でも載ってて頼りになりそうな安心感を醸し出してます。
といってもただ情報量が多いだけでなく、リスク分野のコンサルティングを専門に行う企業の著書だけあって、図表を多用し、リスクマネジメントのフレームワーク・リスクに関するデータをキレイに分かりやすく整理してくれているところが特徴。

第1編はリスクマネジメントの考え方
第2編はリスクの種類別各論
第3編は各社リスクマネジメント取組みの実際
こんな3編構成になっていて、特に第2編の各論部分には420ページあまりが割かれており、ここがメインのコンテンツになっています。
火災・盗難といった財物リスクにはじまり、リコール・苦情対応・株主代表訴訟といった法務リスク、環境リスク、情報セキュリティリスク・・・と、およそ思いつくほとんどのリスクについて章立てされて網羅的に整理されています。
第1篇のリスクマネジメントの基本的考え方の部分も、他のリスマネ本よりもすっきりコンパクトにまとまっている印象。
?リスクの発見・確認
?リスクの分析・評価
?リスクの処理
?結果の検証
というリスクマネジメントの基本フレームワークの解説が特に分かりやすく、自社のリスクマネジメント戦略を考える上でのベースにさせてもらっていました。
リスクマネジメントについて困った時に、この本を紐解けば何かしらの解決の糸口やアイデアの種が入っている「虎の巻」ともいうべき、そんな安心感を与えてくれる本だと思います。









