自宅の蔵書用本棚をもう一本増やそうか増やすまいか。そんなことを考えていたときに丁度出会った本。
本棚をどう扱うのが良いのかあれこれ試した結果 、得られた 「私の理想の本棚 」の条件はこうだ。
・見やすいこと
・2割の余白があること
その2割は、自分の成長の余白の象徴だ。自分の中に 2割も成長の余白があると気づくと、それだけで今後の人生が変わってくるはずだ。その余白にどんなものを入れていこうかと 、知的好奇心が湧くに違いない 。人間には成長の伸びしろがあるべきなのと同じように、本棚には、新しい本が入る余地があるべきなのだ 。
読む本が新しくならず、本棚の中身が例えば 1年前と代わり映えしないようであれば、自分自身が過去1年間まるで成長していないことを意味する。
ここ数ヶ月、買った本を貯めこんでばかりで、新陳代謝をすっかり忘れていた私。読んでいる本が入れ替わっていないのなら自分も変化≒成長していない、という成毛さんの言葉がグッサリと刺さってしまいました。本棚を追加するのではなく、早速整理し、参照頻度の低い数十冊を廃棄&スキャン送りにしてスッキリ。
もう一つ参考になったのが、本好きの悩みの一つでもある「積ん読」との付き合い方です。
社会人は3つの本棚を持つべきだ。その本棚は以下の3つだ。それぞれ、大きさもタイプも違う。
(1)新鮮な本棚 ……買ったばかりの本、これから読む本を置いておくスペース。そこにあるのは、これからの自分の教養だ。
(2)メインの本棚 ……読み終えた本を効率良く並べて置いておく場所。 3つの本棚のうち、最も収容量が多い。一般家庭にある本棚が、この本棚に近い。
(3)タワーの本棚 ……ふとしたときに参照したくなる本を積んでおく本棚で、辞典やハンドブックで構成される。知識を層にして積み上げるイメージだ。
「新鮮な本棚 」とは 、これから読む本、今読んでいる本を置く場所である。設置場所はリビングのような、家にいるときに長く過ごす、リラックスできるところがいい。人によってはテレビを見るソファの前かもしれないし、パソコンの近くということもあるだろう。この本棚は「棚」を必要としない。買ってきた新しい本をそのまま置けば、そこが「新鮮な本棚」となる。「新鮮な本棚」は、新しい知を迎え入れる入り口である。間口を狭くしてはならない。どんな内容の本も迎え入れる態勢を取ろう。
ここでのポイントは本を寝かせたまま並べることである。そして、背のタイトルが見えるようにして積んでいく。重要なのは、積む際にサイズをそれぞれ揃えること。そうすると雑多に見えない。

単純ではありますが、具体的で実践的なアドバイス。早速この「新鮮な本棚」のアイデアを実践してみました。

読み終わってはいても、消化しきれずもう少し読み返したい本も含めると、こんな感じに(※現在進行形の仕事の参考文献については差し障りあり、撮影から外しています)。左側の法律系書籍には、Ceongsuさんからご紹介があった本がいくつか入ってたり、学会論文集があったり、昨年ある勉強会で名著と聞いた『会社法の経済学』が永遠の積ん読状態だったり、『クロスレファレンス民事実務講義』などはあまりに積ん読が長すぎて先日第二版が出てしまったり・・・(苦笑)。一方で、右側にはこのブログではご紹介しない類の、脳みそ系あり、ライトな知財系読み物あり、新人教育の影響から経理・会計関連あり、アドテクの基礎ありと、かなりのごった煮状態です。本当は書籍サイズごとにもっと厳密に分けて置いたほうが見栄えがいいのでしょうけど、スペースの都合もありましてとりあえず。
たしかに、こうやって敢えて身近な場所に平置きしてみると、書斎やその本棚に入れこんでしまうのと違って視界に入る回数も増え、気になったらすっと手に取って読み進めることができ、精神衛生上よい感じがしますね。
2015.2.1追記
一週間経っての変化。
15冊を消化。新規入荷プラス5冊。始めたばかりでちょっと意気込んで消化した部分はあったとはいえ、明らかに、消化スピードは上がりますね。
なお、エアリプの神様からのお告げ(1・2)を参考に
・『会社法の経済学』は、ほとんどが旧商法ネタだったため読まずしてスキャン送り
・『クロスリファレンス民事実務講義』は、第2版を買い直して入れ替え
しています。











