iOSアプリの開発者が、アプリ開発・公開前に必ず読んで同意しなければならない利用規約が、「Apple Developer Program License Agreement」(以下ADPLA)です。
このADPLA、日本語訳がアップル公式ウェブサイトにPDFで公開されているのですが、

このページの「Apple Developer Program License Agreement (日本語)」を開いても、有料アプリに関する重要な規定が記載されている付属文書「Schedule 2 」については、なぜか日本語訳が収録されていないのです。
私が以前共著した『アプリ法務ハンドブック』では重要な規定を抜き書きした上で逐条解説しているものの、Schedule 2の全文を日本語訳にしたものはいまだ存在しないようなので、一念発起して作成してみました。
以下、Google Docsリンクとなっていますので、適宜ご参照いただければと思います。
▼ Apple Developer Program License Agreement Schedule 2 (Paid_Applications_v118a) 英日対訳表
こういうの、いざ作ろうと思うとめんどくさいんですよね。
誤訳等は見つけ次第、適宜このリンク先のファイルを更新していきますので、ご容赦ください。
さて、現在進行形で、販売手数料30%の正当性についてEpicと絶賛訴訟中のApple。
こうした批判への対策のためか、一定の条件を満たしたデベロッパーに限り、この販売手数料を15%に割引するプログラムを今年から開始しましたが、これに関する条件も、以下のとおりこのSchedule 2に記載されています。
Epicとの訴訟の行く末について、個人的なドタ勘として、Appleの落とし所は、
・デベロッパー固定費値上げ+手数料値下げ
・ただし売上額により、手数料をディスカウント
と予想しているのですが、もしそうなった時、ほぼ先行投資リスクなしで公開することもできる現状と比べてどちらがデベロッパーにとってハッピーか?微妙な部分もあると思います。
このADPLA、日本語訳がアップル公式ウェブサイトにPDFで公開されているのですが、

このページの「Apple Developer Program License Agreement (日本語)」を開いても、有料アプリに関する重要な規定が記載されている付属文書「Schedule 2 」については、なぜか日本語訳が収録されていないのです。
私が以前共著した『アプリ法務ハンドブック』では重要な規定を抜き書きした上で逐条解説しているものの、Schedule 2の全文を日本語訳にしたものはいまだ存在しないようなので、一念発起して作成してみました。
以下、Google Docsリンクとなっていますので、適宜ご参照いただければと思います。
▼ Apple Developer Program License Agreement Schedule 2 (Paid_Applications_v118a) 英日対訳表
こういうの、いざ作ろうと思うとめんどくさいんですよね。
誤訳等は見つけ次第、適宜このリンク先のファイルを更新していきますので、ご容赦ください。
さて、現在進行形で、販売手数料30%の正当性についてEpicと絶賛訴訟中のApple。
こうした批判への対策のためか、一定の条件を満たしたデベロッパーに限り、この販売手数料を15%に割引するプログラムを今年から開始しましたが、これに関する条件も、以下のとおりこのSchedule 2に記載されています。
3.4 Apple shall be entitled to the following commissions in consideration for its services as Your agent and/or commissionaire under this Schedule 2:
...
(b) App Store Small Business Program. For Developers who have qualified and been approved by Apple for the App Store Small Business Program, Apple shall be entitled to a reduced commission of 15% of all prices payable by each End-User for sales of Licensed Applications to End-Users located in those countries listed in Exhibit B of this Schedule 2 as updated from time to time via the App Store Connect site. You may qualify for approval in the App Store Small Business Program subject to the terms of the Agreement, this Schedule 2, and the following:
You and Your Associated Developer Accounts must have earned no more than $1,000,000 in total proceeds (sales net of Apple’s commission and certain taxes and adjustments) during the twelve (12) fiscal months occurring in the prior calendar year (“calendar year”), starting with the 2020 calendar year, as calculated by Apple under standard business practices.
3.4 Appleは、本スケジュール2に基づくお客様の代理人および/または委託先としてのサービスの対価として、以下の手数料を受け取る権利を有するものとします。
...
(b) App Store スモールビジネスプログラム。App Store Small Business Programの資格を取得し、アップルにより承認されたデベロッパー様に対して、アップルは、App Store Connectサイトを通じて随時更新される本スケジュール2の別紙Bに記載された国に所在するエンドユーザに対するライセンスアプリケーションの販売について、各エンドユーザが支払うべき全ての価格の15%の割引手数料を受領する権利を有するものとします。お客様は、本契約、本スケジュール2、および以下の条件に従い、App Store Small Business Programの承認を受ける資格があります。
お客様およびお客様の関連デベロッパーアカウントは、2020年暦年から始まる前暦年(以下「暦年」といいます)に発生した12会計月間の総売上高(Appleの手数料と一定の税金および調整額を差し引いた売上高)が、標準的な商慣習に基づいてAppleが算出した100万ドル以下であることが必要です。
Epicとの訴訟の行く末について、個人的なドタ勘として、Appleの落とし所は、
・デベロッパー固定費値上げ+手数料値下げ
・ただし売上額により、手数料をディスカウント
と予想しているのですが、もしそうなった時、ほぼ先行投資リスクなしで公開することもできる現状と比べてどちらがデベロッパーにとってハッピーか?微妙な部分もあると思います。










