10月22日(木)16:00ー18:00に、レクシスネクシス・ジャパン主催『アプリ法務ハンドブック』出版記念セミナーを、AP渋谷道玄坂で開催しました。
40名弱の方にご参加いただき、終了後のアンケートからは内容、時間の長さ、テンポ等いずれも多くの方にご満足をいただけたようで何よりでした。また終了後は、10名くらいの弊ブログを毎週のように御覧下さっているという方々に直接ご挨拶することも出来ました。お忙しい中ご参加下さったみなさまに、この場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました!
セミナーのQ&Aの時間には、OSSと資金決済法に関してかなり具体的な限界事例に関する質問をいただき、その関心の高さを改めて感じました。
OSSについては、共著者であるField−R法律事務所の東條先生から「OSSのライセンスは法律家が読んでも難解な文言であるため、その解釈の正確さに拘泥するより、専門家と相談しながらまず自社なりの遵守基準を作っておき、いざというときに正当性を主張できるようにしておくことが大事」「その最初のステップとして、本書記載のポイントを最低限抑えておくとよい」という趣旨のアドバイスがありましたが、この点、私も以前『企業法務について』の@kataxさんのプレゼンテーションに触発されてOSSのライセンスを読み込んだことがあるのですが、やはり同様の考えをもっています。

補足として、もう少しOSSに関する知識を広げたいという方には、以前弊ブログでも簡単にご紹介した書籍『ソフトウェアライセンスの基礎知識』を読んでいただくか、
さらに詳しい文献として、電子書籍販売のみとなりますが、同じく可知豊さんがリリースされている『知る、読む、使う!オープンソースライセンス』をおすすめします。上記2文献は、OSSに関して知っておくべき情報が網羅的に収められているほか、日本語・英語で読める参考文献へのリファレンスも豊富にあり、OSSの情報源としては大変貴重な存在です。
その他、ネットで日本語で読める記事で私が参考にしているものとして、以下をご紹介しておきます。
▼「オープンソース・ライセンス」翻訳(オープンソース法)
http://opensourcelaw.blog18.fc2.com/
▼OSIの定義に基づくOSSライセンスの特徴分類と現場での課題との関連に関する検討(情報ネットワーク法学会第14回大会資料)
http://www.in-law.jp/archive/taikai/2014/kobetsuB3-slide.pdf
▼エンジニアのための契約勉強会 – オープンソースライセンス編まとめ(オープンソース・ライセンスの談話室)
http://www.catch.jp/oss-license/2015/06/27/seminar/
▼エンジニアのための法律勉強会 #5『OSSのライセンスと、コンテンツやソースコードの著作権』参加メモ
https://gist.github.com/koyhoge/25e7b318d64d6fb1ae7e
▼エンジニアのための法律勉強会 #6『続:OSSのライセンスと、コンテンツやソースコードの著作権』 参加メモ
https://gist.github.com/koyhoge/dd2957d75fcf6e7d2734
▼「OSSライセンス=契約」という誤解を解く (@IT)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/15/news011.html
▼OSSライセンスが求める条件とは? (@IT)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0902/05/news135.html
▼OSSライセンス順守の第一歩 (@IT)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1002/18/news106.html
▼「事例に学ぶ、オープンソース知財セミナー2010 」開催のご報告(オージス総研)
http://www.ogis-ri.co.jp/event/f-01-00000265r.html
引き続きよろしくお願いいたします。
小野 斉大 (著), 鎌田 真理雄 (著), 東條 岳 (著), 橋詰 卓司 (著), 平林 健吾 (著)
レクシスネクシス・ジャパン
2015-10-09












