仕事でスマートフォンビジネスに関わっている以上、そもそも買わないという選択肢は無かったApple Watch。1日付けて過ごしてみました。

結論、(1)iPhoneユーザーで、(2)普段から時計をする習慣があって、(3)資金があるなら購入したほうがいいと思います。

s-IMG_4748


私が購入したのは、ステンレス仕上げのApple Watch 38mm版 ミラネーゼループ。Apple Storeでひと通り試着してみて、スーツでも問題ないデザインと付け心地から選びました。サイズは42mmと迷いましたが、手首が細いこと、Apple Storeの店員もデザイン性からほとんどの店員が(男性であっても)38mmサイズを選んでいると聞きましたので。


法務パーソンという職業柄、初期設定時に同意を求められる利用規約もコピーを取った上で熟読。なるほどウェアラブルっぽいですね・・・と考えさせられる条文もありました。同意の取り方も、これまでのiOS利用規約よりも厳重に“二重”になってます。

s-IMG_4752


さて、基本的には物欲というよりも「ウェアラブルデバイスって結局どうなんですかね?ほんとに必要とされるんですかね?」という実体験型リサーチの目的で買ったということもあり、もし失敗したとしても、最悪いつも身につける時計としての機能とメッセージの通知ぐらいが手元で受けられればそれでいいや…ぐらいの期待だったのですが、実際使ってみると、

・寝る前に明日の予定をカレンダーで一覧する
・服を選ぶ前に今日の天気と気温をみる
・乗り物の待ち時間にちょっとしたニュース/株価情報を読む
・メッセージングアプリ/チャット/メールの未読がないか確認する

という、これまでiPhoneでやっていた一連の「チェック行動」が、iPhoneを取り出してアプリを立ち上げなくてもglance(グランス)と呼ばれるちょっとした操作だけでできるっていうのが、予想以上にありがたい。文字で書くとそれだけ?って感じなんですが。
ようは、「時計を見る=時間を把握する」と同等のかるーい情報を取得するツールが、iPhoneよりもよりベターな腕時計という場所とサイズに収まった、ということ。もちろんそれはスマホでも出来ることなのですが、スマホではtoo muchだったということなんでしょうね。

もちろん、ウェアラブルっぽい機能の代名詞であるフィットネス・ヘルスケア機能や決済サービスのこれからにも期待したいですし、iPhoneのカメラ機能をスパイのように遠隔コントロールできるジェームス・ボンド的な(そして悪用されると危険な)機能がさりげなく実装されているのにはわくわくしますし、twitterがチェックできるアプリなんかも次々ではじめていますし、位置情報がより重要になりそうな香りがそこかしこに漂ってますし、ウォッチならではのゲーム(エンターテインメント)も登場しそうだし・・・と、プラスアルファ部分への期待も膨らみます。が、むかーしむかしにカシオが出していたデータバンクシリーズの、タッチスクリーンを実装した名機“HOTBIZ”が大好き過ぎて、電池が切れた今でもいつかまた使いたいなあと取ってあったぐらいの私にとっては、今のApple Watchでも十分過ぎるぐらい十分。スマートフォンとしてiPhoneを使っている限り、このWatchの次世代機や新しいデザインのモデルが出れば、それも購入することでしょう。

s-IMG_4783


懸念されているバッテリーの持ちについても、iPhoneと比べて満充電までに意外と時間がかかる点は気になるものの、減りの方はほとんど気になりません。それでも心配な方は、電池容量が豊富な42mmを選ぶとよいでしょう。

なお、あくまでiPhoneの機能と利便性を拡張するためのガジェットであって、冒頭の3条件にもあるとおりそもそもiPhoneを使っていない方にはなんの役にも立たず、万人にお勧めするものではないことは、念のため申し上げておきます。