最近刊行された本の奥付を見ると、一般的な著作権(出版権)侵害行為に対する警告だけでなく、具体的に自炊代行業者を利用したスキャン・デジタル化の制限に言及しているものが増えています。

出版社ごとの定型文言になっているところを見ると、著者の意向ではなく、日本書籍出版協会の呼びかけに応じた出版社の一方的な意向で入れられている文言なのでしょう。しかし、著作権法上認められた私的使用のための複製を出版社に禁止されるいわれなどありませんし、ご案内の通り、代行業者を利用すると私的使用のための複製に当たらなくなるという判例も、いまだ存在していません。にもかかわらず、「禁じられています」「認められておりません」「著作権法違反です」と断言される出版社の多いこと多いこと・・・。いろいろな意味で面白いので、せっかくの“企業努力”の姿、私が最近購入した本の奥付から引用してここにご披露させていただこうと思います。
他にも、こんな出版社がこんな面白いの入れてるよーというのがありましたら追加していきますので、どしどしコメント欄にお寄せください。
■講談社
本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は著作権法上での例外を除き禁じられています。本書を代行業者等の第三者に依頼してスキャンやデジタル化することは、たとえ個人や家庭内の利用でも著作権法違反です。
■東洋経済新報社
本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は、著作権法上での例外である私的利用を除き禁じられています。本書を代行業者等の第三者に依頼してコピー、スキャンやデジタル化することは、たとえ個人や家庭内での利用であっても一切認められておりません。
■中央公論新社
本書の無断複製(コピー)は著作権法上での例外を除き禁じられています。また、代行業者等に依頼してスキャンやデジタル化することは、たとえ個人や家庭内の利用を目的とする場合でも著作権法違反です。
■星海社
●本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は著作権法上での例外を除き禁じられています。●本書を代行業者等の第三者に依頼していスキャンやデジタル化することはたとえ個人や家庭内の利用でも著作権法違反です。










本書の無断複写は著作権法上での例外を除き禁じられています。
また、私的使用以外のいかなる電子的複製行為も一切認められておりません。
集英社
本書の一部あるいは全部を無断で複写・複製することは、法律で認めらた場合を除き、著作権の侵害となります。また、業者など、読者本人以外による本書のデジタル化は、いかなる場合でも一切認められませんのでご注意ください。
すべての新刊がE書籍でも発売されるようになれば、自炊委託会社使いません。それまではしかたがない、と目をつぶって欲しいです。正規料金で本を買い、手間賃払って自炊してもらってまで本を購入している読者に失礼だと思います。
あと2年で、出版業界どうなっているか?だと思います。
こちら消費者には選択の余地ありなので、そんなに高飛車な態度をとるなら、あなたの本買わないです。っていうだけです。
うぬぼれていると思います。
コミックならまだしも、本を、活字を、音楽の違法ダウンロードみたいに日本全国の国民が読みたい!と思っている、シェアされると思うほどに、読書人口いません。
数ある本を読む貴重な消費者を敵に回して、何をしたいの?出版社?ってかんじです。さっさとE書籍のコンテンツを充実させて、違法自炊業者に頼まなくてもE書籍が買える下地を作ることにお金を費やして欲しいです。
自炊業者使い始めて1年ですが、自炊業者使うよりも、本の購入数約倍になっています。(収納場所を気にしなくていいので気軽に買えるという点で)E書籍にすれば、今以上に購買数はダントツにあがると思うのですが。
小さなマーケットで、何をもたついているの?というのが正直な感想です。