ジーン・ハックマンが弁護士役として主演。となると、見終わった後の記憶の中で、彼がトム・クルーズの先輩弁護士を演じていた『ザ・ファーム』とどっちがどっちか分からなくなること必須な映画(笑)。

訴訟


自動車の製造物責任訴訟において、父が被害者側の弁護を、そしてその実娘が加害者である大手自動車メーカー側の弁護をするという、親子愛板挟みシチュエーション。さらに、この案件で手柄を上げることで弁護士事務所の正パートナーの地位を狙っていた娘は、ボス弁が抱えるある秘密との板挟みにもあって・・・(以降ネタバレ自重)という、ソープドラマ的な展開ではあるのですが、

企業法務パーソンにとっては、
  • 人の命を預かる製品に関する企業のリスクマネジメントとはどうあるべきか
  • コンプライアンス経営を目指すにあたって企業と顧問弁護士との日頃の付き合い方はどうあるべきか
について、考えさせられる映画になっています。

そしてそれ以上に、弁護士の先生にとっては、
  • 顧問を務める企業からふいになされる質問に対し、どの程度慎重に対応すべきか
と悩まされることでしょう。

実際に企業の顧問弁護士を務めている先生方にとっては、すっごく後味の悪い映画になってますので、是非心して御覧ください・・・。