2月にも少し触れましたが、いよいよ4月から労基法改正です。

もう準備は万端でしょ?と思いきや、現場に聞くと、お客様からの質問は増えているとのこと。

しかも、今頃気になりだした方々に限って、今の労働基準法がどうなっているかもよく理解されていないので、「労基法のここが変わります」と言われても分かるはずもなく・・・。まずは、“今”の労基法を勉強していただかないと、何ができるようになって何が大変になるのか、全く理解できないと思います。

中小企業については、強制的義務規定部分は3年後以降(まだ時期は未確定)の適用なので、他人事になるのも無理はないですし、この件に関する国の広報活動も今イチなところはありますが、いずれはすべての会社・すべての労働者に影響するのが労働基準法の恐ろしいところ。なんだかんだ言っても無関心ではいられないはず。

ということで、今頃になってやっぱり気になってますという人事・法務担当者の皆様への推薦図書3冊がこちら。


Q&A改正労基法早わかり 改定増補―厚生労働省解釈例規に対応


一番薄くて、安いのがこれ。
見開きQ&A形式で、極力図表を使って説明をしようというスタンスが貫かれているので、何が変わったかポイントだけをザッと抑えておきたいと言う方には、この本がオススメ。


実務家のための改正労働基準法、育児・介護休業法完全対応マニュアル―現場のあらゆる疑問に答える


今出ている改正労基法本の中では、一番マニアックな部類に入る本。完全に人事労務・給与担当者向けの本と言っていいでしょう。
これを読むと、時間外労働を減らすためのこの改正のせいで、逆に人事労務・給与担当者の事務量=時間外労働が増えてしまうのではないかと心配になります(笑)。


労働時間管理の基本と実務対応 第2版


改正以前から存在した本の労基法本の中で、いち速く改正にあわせて新版を出されたのが中井先生のこの本。分かりやすい本なので、以前第1版もご紹介させていただきました。
そもそもの労基法の労働時間制度に自信が無い方は、回り道のように見えるかもしれませんが、この本で一から勉強した方が早いです。その意味で、一番初心者向けの本と言えるでしょう。