“しないことリスト”マニアの私に、新たな啓示をもたらしてくれた本。
この本を面で置くリアル書店も増えてきているようで、ベストセラーの予感がします。
“しないことリスト”の作成は意外と難しい
私の中で時間術3部作と呼んでいる『年収10倍アップ時間投資法
『レバレッジ時間術
▼「しないことリスト」の作り方(企業法務マンサバイバル)
「やらない」「やめる」ことに対する潜在的恐怖が邪魔をするのでしょうか、なぜか豊かな発想が湧き出ず、月並みなリストになるのです。
なので、他人が作った“しないことリスト”をインターネットなどで探すのですが、ここでもまたなかなか参考になるものが見当たりません。そこでこの本に期待をして買ってみたわけです。
サバサバとドライに、人生から余分なものを“引き算”していこうというその基本思想とノリは期待通りだったものの、肝心の具体例が
タバコをすわない
テレビを見ない
浮気をしない
つまらない仕事をやめる
・・・
と、私自身はしてないorすでにやめていることがほとんど。
ちょっと期待ハズレだったかなと思いながら読み進めて辿りついた最終章に、どでかい収穫が待っていました。
死を考えることはムダである=生きていることはムダじゃない
皆さんは、死という状態に向かって生きていくことの理不尽さについて考えたり、悩んだりしたことはありませんか?
私は子供の頃から、そして今でも、逃れられない死の理不尽さのことを考えて、パニック寸前になることがたまにあります。
今こうして確実に存在し、頭を働かせてものを考えている自分が、存在しなくなり、無になって何も考えられなくなる状態。それって、どんな状態なんだろう。真っ暗闇の空間に独りぼっちになるような状態なのか?いや、そんな知覚すらも働かすことができない状態なのだろう・・・。
しかもその状態になる運命から絶対に逃げられないって、なんて理不尽な。今生きていることなんて無駄じゃないか。
そんなパニック状態です。
この本の最終章「生と死をシンプルに考える」では、そんな私を見透かしたように、死について考え悩むことのムダ・愚かさについて、論理的・科学的・統計学的に語ってくれています。
「死を考えることはムダ」というのは、裏を返せば「生きていることはムダじゃない」ということでもある。
この最終章だけは、教会の牧師やお寺の住職のありがたい説教を聞いているような、そんな暖かい励ましに包まれる感覚に。
読み終わってすぐに、私の“しないことリスト”に「死について考えない」を追加して、少し気持ちが楽になりました。










>今こうして確実に存在し、頭を働かせてものを考えている自分が、存在しなくなり、無になって何も考えられなくなる状態。それって、どんな状態なんだろう。真っ暗闇の空間に独りぼっちになるような状態なのか?いや、そんな知覚すらも働かすことができない状態なのだろう・・・。
私も全く同じことを、子供の頃からよく考えていました。これを考えてパニックにはなりませんでしたが、よく眠れなくなっていました(笑)
「今ものを考えている自分」がいなくなるということをうまくイメージできないんですよね。
私はこれを「死を考える」ことではなく、「生を考える」こととして捉えてます。肉体と精神の関係として。
このテーマはいずれ私のブログでも書きたかったのですが、先を越されてしまいましたね(笑)