効果的な見出し、コピー、レイアウトのコツと、正しい広告効果測定テストの重要性を、豊富な実例をもとにまとめた広告のバイブル。

そして、私自身がこの本に書かれたセオリーを実践してみたら、本当に効果があったというお話。



社内提案制度で最終選考へ

私のいる会社では、1年に1回、全社を挙げての社内提案制度があります。

提案が採用されると、すぐに予算化され適任の部署に業務がアサインされて具体化してもらえるだけでなく、提案者上位5名自身にも30万〜10万の賞金が出る、というもの。

1次選考は企画書の書類審査。しかも文字だけのA4の定型フォーマット1枚。

丁度いいビジネスアイデアを10月に思いついていたこともあり、後は短くその良さを伝えるキャッチコピー次第だなと、色々候補を考えていたのですが、
「△△△△が**件減少!『×××××××制』の導入」
「業界のパラダイムを変える!目から鱗の『×××××××制』」
「・・・」
どれもこの本に書かれている失敗例に近いものでした。

そして私がこの本を読んで具体的に取り入れた「効く見出しのセオリー」というのが、“第5章 35の見出しの型―効果は検証済み”の中にあったこちら。
型4.見出しを「新」で始める
型16.見出しを「○○する方法」とする

え?それだけ?というようなアドバイスですが、馬鹿みたいに忠実に、見出しを修正して提出。

しい○○○○○○防止策 『×××××××制』の導入」
(会社の守秘義務上伏字にさせてもらってます。すみません。)

やったのは本当にそれだけ。

これで実際に書類選考を通過し、その後の面接選考も通過、来週に最終審査会のプレゼンを控えている状況です。


広告で最悪なのは気づいてもらえないこと

私がひとりで考えた見出しと、この本のセオリーにしたがって改善した後の見出しの一番大きな違いは何か。
それは、見出しを読んだ人を、中身を読むという行動に移せるかどうかにあると思います。

「新しい」とくれば、どんな点が新しいのか?本当に新しいのか?と疑問に思ってくれる。

「○○の方法」「○○策」とくれば、どんな施策なんだ?本当に効果はありそうなのか?と興味をもってくれる。

中身を読もうという“意思”だけでなく読む“視点”をも読者に強制的に与えるからこそ、きちんとそこに書かれた内容を読んでくれるんだな、ということに気づかせてもらいました。

気づかれもしないキャッチフレーズや、好感であれ反感であれ、思い出してもらえない広告の方がダメな広告、といえるかもしれない。有名なコピーライターがこんな風に言った。
「広告で最悪なのは、気づいてもらえないことだ」

広告とは何かを、本当に身をもって実践し、効果を体感できた印象的な出来事でした。

今最終審査のプレゼンパワポを作ってますが、こちらもいいものになりそうです。最優秀賞が取れるよう頑張ります。

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