今月のテーマは「売りたい!に応える広告法務」。

そうとは知らず、ちょうど一昨日広告法規の本をご紹介したばかり。
BUSINESS LAW JOURNALは、私の興味のツボにタイムリーに応えてくれていて、感動すら覚えますね。



広告表示10のチェックポイント

見どころは、特集冒頭の「広告表示チェック10のポイント」。
これまで、広告を作成したり出稿したりする際に法律を意識したことがなかったような方は、ここに示された10のポイントを押さえていれば8割方リスクは排除できるかと思います。

概略以下のとおりですが、詳細はぜひ本誌にて確認を。

1)広告表示にあたるかどうか
  対一般消費者の表示であれば景品表示法の規制対象
  となる広告。
  対事業者の場合は不正競争防止法等の規制対象に。
2)どのような販売方法をとるのか
  通販や訪販など、方法により明示義務が異なる
3)対象商品・役務は何か
  ・医薬品…薬事法など
  ・食品…食品衛生法など
  ・金融商品…金融商品販売法など
 の規制に注意。
4)二重価格表示を行うか否か、二重価格表示の場合は
  景表法の不当表示に当たらないか
5)品質表示が優良誤認・有利誤認を招く表示になって
  いないか
6)表示の根拠(第三者機関による客観的証明物)は確保
  しているか
7)他人の創作物を利用することについて、権利を侵害
  しないか
8)民放連基準、新聞広告掲載基準等、広告媒体の自主
  基準に抵触していないか
9)制作を外注する場合、下請法に抵触しないか
10)広告物をeメールで送信する場合は、特商法改正後
   のオプトイン規制に抵触しないか


広告審査の担当者はつらいよ

電通、日本コカコーラ、新生銀行、ドクターシーラポ、ケンコーコム、カタログハウス等の各業界大手どころの担当者が登場され、それぞれ1〜2ページずつ、その所属業界ならではの広告審査の悩みどころを披露してくださってます。

特に、ドクターシーラボやケンコーコムの薬事法関連の規制との戦いは興味深く拝読しました。
都道府県の医薬品等適正広告基準 で、「デトックス」がNGワードに指定されているのは知っていたのですが、「アンチエイジング」もすでにNGワードになっているとか、すでに「メタボ」にも行政が目を付けはじめているという話を聞いて、行政の過剰反応では?なんて感じたり。

こういう広告表示の掲載判断って、条例が細かい上に、白か黒かが明文化されていないグレーゾーンもあって、各業界の法務パーソンのみなさんは現場からのチャレンジングな広告案にGoを出すかNo Goで止めるか、契約書のレビュー以上に日々悩んでいらっしゃるのだろうなと。

ご担当者の心中お察しいたします。

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