『エミリー・ローズ』という映画をDVDで見ました。


奥さんが「ホラー映画をみたい」というので借りたんですが、これが意外にも法廷ドラマ。しかも本当にあった訴訟をベースにしたものだそうな。

精神的な病で痙攣発作を起こし拒食状態にある大学生を、医学的な治療から遠ざけ見殺しにした罪で、検察は最後を看取った神父を訴えるのですが、神父側は少女が悪魔に取り憑かれていたのであり、その少女自身が“ある事情”から医学的治療を拒絶したと主張します。

裁判のシーンの合間に少女の恐怖体験が描かれていて、これはこれでとってもコワイし(女優のジェニファー・カーペンターの名演が評価されています)、神父が少女に対して行う悪魔祓いの儀式も『エクソシスト』をもっと激しくしたようなものになっていて、ホラー要素も満載なのですが、あくまでも主題は科学(医学)vs宗教という重たいテーマ。

そういえば私の中のNo.2映画であるジョディ・フォスター主演の『コンタクト』も「宇宙に神は存在するか」というテーマでまさに科学vs宗教。知ってて見たわけではないですが、この2項対立テーマが好きみたいです。


※この映画への法的ツッコミどころは以下なんですが、ネタバレ注意

最後の判決と量刑のシーンで、「有罪。でも今日で刑期終わり。」って、そんな判決出せないですよね?米法をご存知の方には是非ご覧いただいて突っ込んでいただきたいところ。

そしてもっと根本的なところで、娘の病状(悪魔憑依)?を見かねたとはいえ、サジを投げて神父に治療を一任した両親が何の罪にも問われず、任された責任を全うし最後に臨終を看取った神父だけが起訴されるのもいかがなものでしょうか?

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