先日『出逢いの大学』を読んで以降、私の中ではにわかに人脈ブームが起こっています。

そんなわけで、続けざまにこんな本を読んでみました。


「図解」という割には、全237ページ中図は21枚(笑)。
でもそんなことはどうでもよくなるぐらい、具体的な人脈構築の細かいテクニックを惜しげもなく、計66コ披露してくれています。

著者は、株式会社就職課という学生の人材紹介事業で代表を務めるほか、個人でもウチダサロンという人脈開発ソリューション事業を展開されている内田雅章さん。推薦のまえがきには光通信の重田社長が、あとがきにはドンキの安田社長が筆を添えている、まさに本物の人脈力の持ち主。

人脈を力にして、その人脈をビジネスそのものにもしている方が語るテクニックの数々。これは使えるというものがいくつもありました。

その中で一番気に入ったテクニックが、一番最初の章「まずは人間を好きになれ!」で紹介されている、相手がプレゼントをして欲しいものを推し量るための質問。
「1ヶ月のお小遣いを何に使っていますか」と聞くことです。その人が普段お金をかけているものをあげれば、間違いなく喜びます。ドライブが好きな人だったら、車内で聴くCDなどをプレゼントする。
いつも人のプレゼントを選ぶたびに悩んでいた私ですが、これは確かに使えそう!

「パーティで人脈を作るテクニック」では、理屈ではなく、著者の経験則に基づくテクニックをとことん語っているのが印象的。
僕がウーロン茶を飲んでいると、ワインを飲んでいる人は「それウーロン茶?」と聞いてくる。そうしたら「はい。でもワインも美味しそうですね。僕もいただきます」といってワインを飲む。相手がウイスキーだったらウイスキー。それまではお酒に手をつけない。相手は必ず好感を持ってくれます。
多くの人は、急いで名刺交換をしてしまいますよね。
共通の話題もないのに、「自分は何々をやっている者です」と一方的に言って、名刺を渡してしまう。相手もよくわからないから、「はあ、すごいですね。どうも」で話が終わってしまいます。
僕はターゲットの近くで立ち聞きしているから、相手が何に興味があるのか分かっている。それで、「最近どこそこに行かれたそうですね?」などと相手に合わせた話題を提供するのです。そうすると必然的に盛り上がります。

最近、頭の良い著者の論理づくめの自己啓発本を読みすぎたのか(笑)、ほんとそんなんで人脈が作れるの?と半信半疑になる部分もあるのですが、本当のノウハウって、理屈じゃなくてこういう経験則の中にあるんだろうなぁと、少し思い直した次第です。

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