今流行りのコーチングに、“自分”と“相手”のタイプを掛け合わせたコミュニケーションの取り方・接し方を取り入れることで、その効果をぐっとアップさせようという本。
『はじめての課長の教科書』の酒井穣さんのオススメ本でもあったので、読んでみました。
“タイプ別付き合い方”みたいな本はごまんとありますが、この本のタイプ分けは細かすぎず荒すぎず、「これなら使える」という現実感があるのが特徴だと思います。
タイプ分けの切り口は
・自己主張が強い方か弱い方か
・感情表出が高い方か低い方か
というシンプルな2軸。
この2つの切り口の掛け合わせで
1)自己主張強×感情表出高=プロモーター
2)自己主張強×感情表出低=コントローラー
3)自己主張弱×感情表出高=サポーター
4)自己主張弱×感情表出弱=アナライザー
の4つのタイプに分けた上で、例えば自分のタイプがプロモーターで相手のタイプがアナライザーだったら、こんなところに気をつけながら声をかけたり、接したりしましょう、という具体的行動指針が書かれています。
タイプを診断するテストCSI(Communication Style Inventory)は、こちらのサイトで有料での受験となりますが、診断の内容は上記の2軸がどちら寄りかを測るものなので、この本の中についている簡易版テストでも問題ないと思います。
(また、公式のものではないですが、簡易版と同様の診断をwebでできるようにしている方のサイトがあります。ご参考までに。)
ちなみに私はプロモーターとコントローラーの真ん中ぐらいという診断が出ました。
巻末には部下のタイプ別に
・質問の仕方
・褒め方
・要望の仕方
・仕事の任せ方
・目標提示の仕方
・報告の受け方
がまとまっていて、実際のメンバーを想像しながら読むと、「このやり方・言い方なら、確かにあのアナライザーっぽい○○さんと会話が弾みそう」と思えるようなアドバイスがたくさん。
私などはまだ悩みの段階にまで至っていないひよっこマネージャーですが、何より具体的な声の掛け方・受け答えの仕方まで落とし込んである点、部下のマネジメントがうまくいかなくてお悩みのベテランマネージャーにとっても、即効性の高い本だと思います。
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2軸も、直感で納得できるセレクションですよね。
あっ・・・「プロモーターとコントローラーの真ん中」って僕と同じです(笑)。