松井秀樹/著、商事法務
価格:3,675円
評価:★★★★

証取法って、法務担当者としては苦手意識があったり、勉強を後回しにしがちじゃないですか?

なんでって、
・証取法の基本書って分厚くて読む気にならない。
・改正が多くて細かいのでフォローする気にならない
・契約書のドラフティングで証取法の知識はあまり必要ない
・財務部門、IR部門、広報部門の担当者の方が実務に精通しているので、
 法務部門にはあまり相談がこない
から・・・。

でも、個人的にはすごく重要な法律だと思います。上場企業が成り立っているのも、株式市場がこの法律に基づいて適切に運営されているからこそです。

そんな苦手意識がある法務担当者にぴったりな本です。経営法友会の法務担当者向け証取法セミナーで必ずと言っていいほど講師を担当されている松井弁護士が書かれていることもあり、実務面のカバー率は他の本と比較になりません。

タイトルに「法務担当者のための」なんてついてるあたり、涙が出そうです。

法改正にあわせてきちんと改訂されているので、自己株式の取得とインサイダー取引規制との関係(自分の会社のインサイダー情報を握っている状態で自己株の買受を実行していいのかetc)など、最新のissueについても記載されています。