江頭憲治郎/著、弘文堂
価格:3,990円
評価:★★★★

民法上、契約が成立するのは「申込に対して相手方が承諾の意思表示を発信したとき」というのは民法にも書かれているのでご存知だとは思いますが、

・いわゆる「見積り」は“申込み”なのかそれとも“申込みの誘引”に過ぎないのか、
・見積りに対して注文書を発行した場合には、その注文書に対する注文請書が発行されないと契約は成立しないのか

など、実際の取引において実務家がぶつかる数々の疑問点につき、民法・商法・電子商取引法等を俯瞰的にとらえながら、判例をベースに解釈してくれている本です。

保険契約や電気通信サービスなどの個別商取引についての記述もあり、大変役に立ちます。